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置いてけぼりの熊
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作詞 sakeo |
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君と過ごす日々は
いつもおとぎ話のような
そんな気持ちになれていたよ
さようならは言わないよ
僕は置き去りにされるけど
君の心のどこかに
きっと生きているよ
初めて出会ったのは
君が5歳のクリスマス
君のパパが僕を君に
プレゼントしたんだよね
小さなくまさんだ!って
君は喜んでいたね
一緒に買ってもらった机
そこが僕の住処だった
時がたつにつれ君と
会話が減っていって
ほこりをかぶった僕を君は
たまにふいてくれたけど
言葉にならない声は
君に届くはずもないから
いつまでも見守っているよ
君が幸せになるように
ずっと祈っているよ
何年たってもそばにおいてくれた
せめてもの恩返し
「おはよう!今日もいい天気だね!」
「今日は何して遊びますか?」
「お洋服を着替えさせてあげますね。」
君の声を僕は覚えている
引っ越しの日が近づいたけど
僕は住処を離れずに
そのまま君はいなくなった
だけど涙は出ない
君と過ごす日々は
いつもおとぎ話のようで
そんな気持ちになれていたよ
さようならは言わないよ
僕は置き去りにされるけど
君の心のどこかに
きっと生きているよ
いつか伝わりますように
ありがとうが言えますように
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