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喜色のはじまり
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作詞 sakeo |
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夢追い人が行き着いた場所
そこにいたのは小さな老婆
暖かいポタージュスープ
黙って出してニコリともせず
思えば一年前の今日は
夢追い人の誕生日だった
会社を辞めて夢をかなえる
ギター一本持って家を出た
気が付けば金はなくなり
夢追い人は途方に暮れた
ふらふらと道を歩いてた
その老婆は道に迷ってた
「お前の派手なスーツのおかげで、暗い夜道で人に出会えた。」
夢追い人は言われるがまま
老婆を家まで送ってやった
夢追い人が行き着いた場所
そこにいたのは小さな老婆
暖かいポタージュスープ
黙って出してニコリともせず
夢追い人はその暖かさに
黙って泣いて泣きながら飲む
ある日老婆は執事に向かい
そんな昔話を話してた
その執事のスーツの色は黄色で
今もギターを奏でていたよ
それに合わせて踊る子供に
ニコリと笑いながらうなずく老婆
こんなことをいうのはがらじゃないが
お前の黄色は喜色だなという
きれいな喜色の始まりの詩
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