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部屋
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作詞 郁美スズトマト |
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いつも同じ場所。 それなのにいつも違う雰囲気。 あたたかな、部屋の中、取り込んだ洗濯物が、私の手から、滑り落ちていったんだ。 何もやる気が、わかない。 熱い、暑いはずの湯たんぽ。 両手で、持ってみてもなんだか、ぬるく感じるよ。 どうしてかな? 今、入れたはずなんだけど。 ベッドにふわふわのふとんを敷いたけど、今日は、気持ちよくないんだ。 いつもなら、あったかくて、すぐ、寝入っちゃうんだけど。 当たり前すぎて、きずかなかった皆のぬくもりが、さめそうな時、毎日が、どれだけ、幸せだったかにきずいたんだ。 いらない、温もりなんて、どこにもないんだねってこと、今日、学んだよ。 何のやる気も湧かないさめきった今日が、来たのは、きっと、そんな幸せを忘れていたからかな? 私のそばに、いる、人、きらいなひとも全員温もりをくれたら、大切なんだね。 毎日温もりをくれている、何気ない人たちは皆、私の心を見えない場所で、そっと支えて、くれてたんです。 皆の温もりに、きずいてた様で、きずいてなかった私。 温もりなしじゃ毎日がおくれないんです。 皆、いつもありがとう。
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