|
|
|
時計の針を
|
作詞 郁美スズトマト |
|
限られた時間の中で、光る、その、水色の涙と熱いもの。 もともと、透明だった涙に、君という星が色を塗っていったんだ。 君という星を見つけるまで、出会うまで、ポケットの中のとけいの針の動きなんて、気にしなかった。 限られた時間の中で、生まれる悲しいこと、うれしいこと、笑っても泣いても限りがあって。 せつなくて。 悲しい日も、楽しい日も、二度とは戻らない宝物だから。 君と過ごせる時間は、いつも、悲しく光ってて、楽しく光ってて。 大切な時間はいつも、走るように去っていくんだね。 私は、明るく笑ってたい。 優しい心でいたい。 暖かい人で痛いんだ。 素直な気持ちを持って、元気で痛いんだよ。 「好きな時に、時間を止められたらいいのに。 嫌いな時は、時間を飛ばせたらいいのにな。」 でも、そんなことができないから、どんな時も大切なんだね。 悲しいものが生まれたら、笑顔でいればだいじょうぶさ。 楽しいものが生まれたら、明るい色を塗ればいいさ。 今を生きる、大切な時間。 時計と一緒に、刻まれる。
|
|
|