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両手
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作詞 岡野 幻 |
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酸素があるって事を僕は忘れていた
水に潜ってみて思い出した
羨んでいた人にも痛みがあるって事
それすらも忘れていたんだ
僕が酸素を忘れてたみたいに
皆僕の事忘れてしまうかな
いないからって困ることはないと思うけど
存在しなかったら君に手を振ることも出来ないよ
いつかは「じゃあね」って砂になる日が来る
空を仰いでみてふと思った
蔑んでた人にも誇りがあるって事
それすらも認めたくなかった
君が僕に手を振ったみたいに
この声も離れていってしまうかな
皆にとって困ることはないと思うけど
それでもお願いだよ僕を置いていくなんてしないで
まるで辻褄合わせるように
僕がくすんでいくほど 君が光って見えた
それでいいよ 作り笑いでもまだ笑えるから
僕が酸素を忘れてたみたいに
皆僕の事忘れてしまうかな
いないからって困ることはないと思うけど
存在しなかったら君に手を振ることも出来ないよ
僕が無くした両手を探す間に
君は僕の事忘れてしまうかな
見つけたからって得することはないだろうけど
腕が無かったら君に手を振ることも出来ないよ
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