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| 作詞 柑子 |
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はるか昔の偉人の言葉なんて
僕にむけられたものじゃない
人生が変わるほどのなにかを
うけとるなんて無理なわけで
過去から今の君の言葉だって
僕にむけられたものじゃない
けどそれが僕の人生の１０割と
言えばおかしいって笑うかい
こんなふうになってもまだ
君が好きだって叫んでしまうんだから
どうしようもないね
何度も真っ白に消してみたはずなのに
気がつくとまた君に心が向かうんだ
繰り返すのもそろそろ時間のムダだからさぁ
ポンコツなデリート機能
ちゃんと修理してもらおうか
「大切な人は誰ですか」なんて
君に尋ねるまでもないだろ
僕は候補にかすりもしないこと
十分すぎる明確な事実
「大切な人は誰ですか」なんて
僕に尋ねるまでもないだろ
僕の答にも君はいないけど
大切を超えた感情の名前は
こんなふうになってもまだ
君が好きだって叫ぶ口を止めてよ
息ができないから
君はもう見えないって解ってるはずなのに
瞼の裏はあの泣き顔ばっかリピート
どうしてほしいんだい
どうすればよかったんだい
延々続く無音なら
そろそろ停止させてくれよ
完璧な人間というやつも
実はどっかにいるんだろうが
今更変われやしないから
僕は永遠の不完全体
こんなふうになってもまだ
君を好きなのをやめられないんだから
もう諦めようか
どうしようもない僕さ
どうやったって不完全穴だらけな僕を
気がつくとまた君が埋めているんだよ
繰り返すのもそろそろ時間のムダだからさぁ
意味のないデリート機能
もうしなくていいよね
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