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錆びついたキラキラ
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作詞 スロースターター |
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僕がもっと要領よく物事をこなせたら
僕がもっと愛想よく人と付き合えたら
もう少し人生は楽しかったはずなのにな
僕が特別変わり者って訳じゃないんだ
僕が特別劣等生って訳じゃないんだ
他の皆が大人になるのが上手いだけなんだ
子供の頃に誰もが抱えてた
キラキラした夢や希望
それを上手に捨て去れたものだけが「大人」という勲章をもらえる
僕のような落ちこぼれだけが
いつまでもキラキラを捨て切れず持ってる
でももうそれはとっくに輝いてなんかいないのに
信じられるものが一つずつ闇に消えてった
満員電車の中プライドが地べたに這いつくばってる
人混みと言うブラックホールに吸い込まれながら
処方箋が宝物 薬物依存と他人は言う
水を飲んでも心の渇きは癒せない
いっそ天国に行けば楽園が待っているのかな
幼かった日誰もに与えられた
キラキラした愛やぬくもり
それを今度は与える側にまわる「大人」という義務感の名のもとに
僕のような出来そこないだけが
いつまでもキラキラを離したくないとごねてる
でももうそれはとっくに輝いてなんかいないのに
少年と大人の狭間を行ったり来たりしてる
錆びついたキラキラを大事そうに抱えながら
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