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歩き出す
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| 作詞 ミlk |
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渡すタイミングが掴めないまま 溜まっていく手紙
同じ言葉が頭の中を巡っては朽ちていく
降り積もっては消えることのない想い
断ち切ることも出来ない意気地なしが
今日も空を切るだけ
思い出ばかりが増えるこの道この景色彼の匂い
残るのはむなしさやさみしさや
会えない距離じゃないし 時間も作れるし
そんなんじゃなくて どうしようもなくて
せつなくて くるしくて
たまに会えるし誰よりも近くにいると思っていたし
次会うときにまた笑い合えるならそれでいい
でも、
残る声が胸に落ちて、すっと重なりあうと
不思議な気持ちに支配されていて、
深いため息
ずっとずっと ずっとずっと
この空気を纏って
過去と向き合うこともできず
返すことのない離れていく手と手
過去から離れるように そっと歩き出した
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