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運命
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| 作詞 中西 清 |
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あなたと私と出会うのも
あなたと私がすれ違うのも
あなたと私が会えないのも
そのすべてが運命なのかな
あなたと私は一体、何の為に
出逢ったんだろう
僕はこの街で何も得ず
時だけが流れ
人生の意味をやたら
考えるようになった
人生の意味ってなんだろう
自分で勝手に決めるもので
意味なんてないのかな
運命がすべて決まっていたと
したら、無意味な日々さえも
必要だったと思える
運命の別れ道と思っていたことさえも
本当は一本道だったのかもしれないね
思いと思いのすれ違い
いつまでたってもガキのまま
ガキのまま生まれて
ガキのまま死んでいくのかな
生きる意味も死ぬ意味も
ないのなら何も考えなくてもいい
なのに何で無駄なことばかり
考えるのだろうか
若さと言う特権があったことさえも
忘れ目の前に人が通り過ぎていくだけ
私の前に通行人はたくさんいた
そして通り過ぎて行った
いつも青信号で赤信号の
ランプをつけることを忘れてたね
通り過ぎて行ったものを
今更、追いかけてもしかたがないけど
追いかけてみたい
でも追いかけるより追われる人になりたいな
こんな平凡で意味のない人生なら
終わってしまってもいい
でも、まだまだこの世の旅は
終わりそうもない
果てしなく長い旅が続きそうだよ
あなの周りで起きる出来事も
私の周りで起きる出来事も
なにもかもが運命
ボロボロの運命さえも
決められていたことかもしれない
残酷な運命も平凡な日常も
虚しい日々も
悲しい日々も
楽しい日々も
懐かしい日々も
そのどれもが運命で
過去はすべて思い出
毎日、切り刻まれていく
私の胸にあなたの心に
時計が秒針を指し示すのと
私たちが日々、生き抜くのと
何ら変わらない
ただ、時が過ぎ行くだけ
その中に色んなドラマがある
すべてが運命であるならば
何も考えなくてもいい
ただ運命を受け入れていけばいい
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