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寿命
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作詞 中西 清 |
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まるで死ぬ日が決まっていたみたいに
分かっていたみたいに人は死んでいくものですね
人が死ぬのは寂しいことだけど
寿命は最初から決まっていたのかもしれない
生まれる者はいつか死ぬ運命にある
稀に誕生日や命日が同じ日になる人もいる
日頃、死についてはあまり考えないけど
死ぬ日に向けて人は生きているとも言える
人間だけじゃない 生きる者すべてに
寿命がある
乾電池の寿命が切れても何とも
思わないのに
人の寿命がくると
悲しい
死とは永遠の別れだからかな
でも残された者の使命は
それを乗り越えること
力強く生き抜くこと
人の死を無駄にしないこと
きっとそうだ
花が咲いてから散るまでの寿命は短い
人はいつ花を咲かすんだろう?
寿命が近づいてから花を咲かすのかな
それとも今 咲かすのかな
死を受け入れて見事に散っていけたらいいな
それが人の寿命だから
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