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運命
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作詞 中西 清 |
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あなたと出会う前に懐かしさを
感じた 運命ってそう言うものなのかもね
あの時はまだ未熟すぎて
それが運命だってことに気づかなかった
お互い好きでも離れなくてはならないこと
体が離れただけで心は離れてはいなかった
きっとあなたには素敵な人が現れたことでしょう
何年かぶりに偶然 電車の中で見かけた
あなたは あの頃のままで
でも何故か僕は声をかけることができなくて
ちっぽけで哀れな自分は
もう関わるべきではないと
ふと思った
思いは時に時空を越えて伝わることも
あるけど、お互い幼かった 何もかも
でも 今となれば あなたは歳の
割りに大人だったことを知った
僕は幼すぎて色んなことに
考えが及ばなかった
出会いも一瞬なら
別れも一瞬
別れだったのか離れだったのか
それとも時の悪戯だったのか
運命の一言で片付けてしまうのは
簡単だけど、そうなることが
決まっていたのかな
あの時ああしておけばなんて
言ってもはじまらない
今、どこで何をしてるのかも
僕は知らないけど
でも運命なら、どこかで
続きが始ることがあるのかもしれないね
時の神はまた時をいじって
時間を止めたり戻したり
してくれるのかもしれないね
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