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怨念
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作詞 中西 清 |
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桜の花びらが散る春
僕の胸はチクンとトゲがささるように
胸が痛んだ
あの日のことを思い出す
心配してくれていたのは知っていた
心配してくれる気持ちが恨みに変わった
瞬間だと知った
あなたの怨念が生霊となり
僕の体を蝕んだ
でも、どれだけ心配されても
結果が同じなら心配されるより
恨まれた方がいい そう思った
だから誤解されたまま
勘違いされたまま
連絡は途絶えた
心配と恨みは表裏一体なのかな
あなたの思いや期待に答えられなかった
でもあのままずっと心配されるより
恨まれた方がずっと良かったと知った
いや心配されるより
信じて欲しかったのかもしれない
あなたの思いと
私の思いとに
行き違いがあった
どれほど心配されても
どれほど恨まれても
僕は僕のままで相変わらずで
花びらが地面に舞い落ちては
何も変わっちゃいない
あの頃のままだと思った
今も恨んだままかい?
それとも、もう忘れているの?
お互い、ただ通り過ぎるだけ
そんな運命だったのかもしれないね
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