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触れてくれないで
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作詞 美潮 |
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散らばる僕の感情を
そのままにして 触れてくれないで
白黒の風景がよぎる
美しいその空気には決して届かない
白く汚れた僕は灰のように軽くて
この肌は風を嫌う 温かいものには近寄れない
黒いひとみは君を映さない 棘のある
言葉で君を嫌う 燃える炎の中に宝石がある
僕が泣いたから 声は消えた
“夜の訪れは絶望と同じだ”と
ささやきかける月が君に似てとても美しいから
目を閉じた 木々も 虫さえも
“舌のもつれる様は滑稽だ”と
歌を奏でる星がもう言葉さえ分からないから
目を閉じた 花も 土さえも
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