|
|
|
のち
|
作詞 あーこ |
|
今なら素直になって
声枯らす程強く「大好き」言えるのに
私の全てをかけて支え守れるのに
もう何の意味も持たない事
サイズの合わなくなった指輪が零れ落ちた
虚しくも光っていた
今じゃ夢としか思えない
二人が歩幅を合わせて歩いた日々
くだらない事ばかり言っては
笑ったり泣いたり怒ったり
それが幸せの形と気付くには
私は幼すぎた
ごめんね
ぬるま湯に浸かって一人甘えてた
ごめんね
あなたの優しさに気付けなかった
あんなに大切な時を
もっと”大切”と知っていれば良かった
もう返らない 変わることのない現実が
残酷で
涙でぼやかして
共に過ごした夜は
星もない闇でも怖くなかった
瞳を閉じても
あなたを感じられた
思い出になどしたくなくて
1秒たりとも忘れたくなくて 忘れられなくて
心の中想えば また苦しくなるのに
それすら愛しくて
雨降り続いて
虹は見たくない
あなたとのゴールなんか いらない
認めたくないけど
それが本当の終わりな気がして
弱虫な自分 すり抜けてく指輪にしがみついた
カレンダーさえ めくれずにいる。
|
|
|