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| 作詞 あーこ |
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此処から
階段を6歩
左足からタッタ
振り返って更に5歩
左足からタッタ
真っ直ぐ歩いて何歩目か
連なった青いドアの1つに
私の居場所
ちっぽけな鍵が
一声鳴いて 主人を導く
去った時と同じ風景
7ページ目 口を開けた雑誌
4枚 ぐしゃぐしゃのタオル
7時51分 黙った時計
いつの間にか
こんなにも多くの物に侵食されて
私もいつしか
この部屋の”風景”になって
1人 ボロボロの人間
定位置のソファ 左側
誰かが去っても同じように
動けずに居るんだろう
頭を撫でてもらえないんじゃ
名前を呼んでもらえないんじゃ
冷え切った手のままじゃ
ねぇ
滴れる水滴だけが必死で逃げ出してるよ
自由も何もない「外」を目指してるよ
馬鹿じゃないの？
青いドアの向こう側には
変わらないままでいられない風景だけが
慌しくもがいてるのに
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