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A fact
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作詞 あーこ |
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背中に大きな傷を負った
一人の女の子
痛みは感じないから
背中にあるそれを知らない女の子は
ぴっかぴかの笑顔で
楽しそうに歩いていた
きっと知ってしまったら
もう歩けなくなる
もうだめなんだと
不意に痛み出して
自分を信じれなくなって
世界の色が滲んできて
だってそうでしょう
誰もかれも
弱くて脆い
この星がそうであるように
何かが壊れていると知った時
その不安は
明日をも呑んでしまうものだから
今笑う
この女の子の幸せは
何も変わらない
彼女自身が
その現実を見なければいいだけで
幸せの価値なんて
それだけの事
私の背中にも
たとえ傷があろうと
また 飛び立てる綺麗な羽があろうと
歩くよ
知る必要のない現実に
目を向けなくたっていい
ただ前を
この瞳に映る世界の中を
信じて
歩く。
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