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切なげアニバーサリー
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作詞 あーこ |
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誰かを好きになる意味を知り始めた頃
憎しみ合う事など知らなかった頃
何時間話しても飽きなくて
一緒に居る時間が幸せで
真っ直ぐに真っ直ぐに
二人は恋を繋げた
一緒に帰るいつもの道は
やけに夕焼けが綺麗に見えた
また明日、と言って
送ってくれた後姿が愛しかった
なんて事ない些細な出来事も
「二人だけの思い出」になり
私はずっとこんな日々が続く事しか
想像していなかった
弱いから 想像したくなかった
「記念日」もどんどん重なって
時々口喧嘩も増えて
それでもあなたは優しかった
「怒る」の一言すら言わないで
むすっとした女の子を抱きしめてくれた
優しさに甘えていたけど
いつしかその優しさに溺れてもいたよ
終止符の打たれた”記念日”
あの日から 時間ばかりが過ぎていって
写真にも手紙にも 埃がかぶる
あの日を越えるには
きっと”あなたへの”優しさが必要だった
何もしてあげられなかった
最後の笑顔は 切なそうで
苦しめていた張本人は 泣いてばかり
もう 大好きなあなたを傷つけたりしないから
もう1度 いつもの笑顔が見たいよ。
あの頃と何一つ変わらないわがままが宙を舞う
叶わぬまま 時計の針は12を追い越す
もう何度目。
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