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作詞 あーこ |
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どちらが悪かったわけじゃない
二人が選んだ選択肢は
二つの広い広い道に分かれていただけ
出逢って
恋し合って
時に喜びを知り
時に醜態を晒し
凸凹のレールの上 電車は揺れながらも進んだ
終着点の駅名がぼやけるのは
涙でにじんだからじゃないよ
これが始まりだと言うあなたの横顔は
あまりにも綺麗で
一生分の支えをくれたように思えた
「恋愛」と言う言葉をひとつ乗り越えたら
其処に在るのは ちっぽけなふわふわの石
時が経つ度
私がくじける度
輝きだけが増していく
世界で唯一「大切」と呼べる 誇りに満ちた証
憎まれ口ばかり叩いては愛を求め合った
短い鈍行列車の旅
終着地のスタートまで運んでくれたあなたには
腫れた目を細めて
「ありがとう」を
次に出逢う日は
もう”運命”とは言えないけれど
夢を
その大きな手の中に 私は小さな手の中に
しっかりと掴んで
何度大好きな春が過ぎようと
私は歩くよ。
だからあなたも。
歩き続けてください。
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