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わたしたちの恋の本
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作詞 あーこ |
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確かに
二人がもう一度
手を繋ぐ事はないけど
あの日
あの時間のあなたは
私だけのものだった
誰も知らない交わした言葉
誰も知らない暗闇のキス
誰も知らないあなたの横顔
私は
零れそうな涙と
あなたの優しさの間で
複雑な幸せを宿した
”恋人”なんて肩書きはいらなかった
そんなものより大事な事を
私は見つけていた
このまま時が止まりますようにって
少女マンガの台詞のような事 そればかり思った
こんな美しい星だから
叶わないものなんてないのかもしれない
でも叶う為の術
幼い二人は知ることもなく
時は経ち
あなたが立っている道は見失い
短すぎた恋
終止符が打たれた
一瞬の永遠を見たのねと
人は呟いた。
その言葉の深さに
あなたの存在の大きさを知った
切ないけど苦しくはない
寂しいけど痛みはない
ただただ大好きだったよ
傷つけ合う時間さえなかった
それはそれは綺麗な恋の 1ページ。
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