|
|
|
The Prayer
|
作詞 青井夕日 |
|
足音が遠ざかり 一瞬静かになる駅
でもまた時が経てば にぎやかになる
そんなことを繰り返しながら
今日が終わる
雑音に飲み込まれ 耳が痛くなる
皆自分勝手に話して 聞く耳を持たない
そんなことを思っていたら
今日が終わった
誰かが最期を迎えようとしているとき
無駄な時間を過ごしている
そんな不思議な時の中で
ただ 生きている
この命が尽きようとも
悲しむものなどいないのなら
何のために生まれてきて
何のために人を愛するのだろう
ただただ生きるだけのものならば
どうか この命を
大切な人へと 分け与えて下さい
ふと気がつけば 隣には誰もいなくて
一人で夜道を帰り 一人で夢を見た
いつからかと思い返したら
確かあの日だった
大切な人が最期を迎えていることさえ
知らなかったあの日に
何をしていたのかわからない
ただ 生きていた
この命が尽きた後も
誰の記憶にも残らないのなら
何のために生まれてきて
何のために人を憎むのだろう
誰のためにもなれないのならば
どうか この命を
大切な人へと 託して下さい
今 この時代を生きているけれど
雑踏に紛れるだけの人生ならば
この命は 何のためにある?
なぜ 生きている?
この命が尽きようとも
悲しむものなどいないのなら
何のために生まれてきて
何のために人を愛するのだろう
ただただ生きるだけのものならば
どうか この命を…
この命が尽きた後も
誰の記憶にも残らないのなら
何のために生まれてきて
何のために人を憎むのだろう
誰のためにもなれないのならば
どうか この命を
大切な人へと 託して下さい
|
|
|