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たんぽぽ
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作詞 春音 |
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お母さんは言った
空を飛べるのは一度きり
いい風に乗れれば世界を見渡せる
大きな風が吹いた
ありがとう
お母さんにそういった私
お母さんから離れていく
上へ 上へ
だんだんと上がっていく
嬉しさと悲しさが交わって
変な気持
嬉しいんだけど悲しいの
悲しいんだけど嬉しいの
言葉で表せない
いきなり大きな風が吹いた
したを見れば真っ赤な水で溢れている
これはなに?
真っ赤な水 大きな三角の筒状のもの
ダダダダダッ
うめき声が聞こえる
耳を塞ぎたい
嫌だ 嫌だ
ずっと目をつぶっていた
こんなっところに降りたくない
いつの間にか真っ青な空にいた
したを見ればいろんな色が見えた
楽しんでいる顔はオレンジ色
意気込みの顔は赤色
悲しみの顔は青色
笑っている顔は黄色
涼しい顔は緑色
悪いことを考えている顔は紫色
もっと もっとたくさんの色がある
この街に降りたい
そんな願いもかなわないまま
どこかへ連れて行った
もう どこでもいいよ
諦めかけた私を連れて行ったところは
何もない まっ茶色
植物も 生き物も
何もない場所から始まったスタート
さぁ どこまでがゴールかな?
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