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狐の罪と思い
作詞 春音
 今日は 百姓の家を火事にしてやった
 昨日は 五右衛門の唐辛子を盗んできた
 毎日の悪さ 
 だめだ ってわかっているのに何度もしてしまう
 ゛サビシイ゛ 誰か気づいて
 僕の気持ちに

 今日はある男のところに行った
 川で何かをしていた
 何をしているのかな?
 竹の皮で編んである籠の中には
 うなぎがいた
 捕まえても 捕まえても
 手から滑り落ちる
 ゛オモシロイ゛

 やっと捕まえた
 僕のうなぎ
 ゛ぬすっと゛
 聞こえた
 びっくりした
 逃げろ逃げろ


 今日はあの男が泣いている
 どうしたの?
 ゛おかんにうなぎ 食べさせてやりたかったなぁ゛
 ウ ナ ギ
 僕が捕まえたうなぎ
 あの男がおかんに・・・
 ゛ゴメン・・・ナサイ゛

 僕は毎日毎日
 あの男に償いとして
 食べ物を送った
 ねぇ 辛いよね
 こんなものでいいなら
 僕は食べることを我慢して
 君に送るよ
 ゛ツグナイ゛という゛クリ゛

 栗が食べたい
 そう言ったお母さん
 僕はクリを持っていった
 だけど お母さんは
 ゛シンデイタ゛

 今日はいつもよりたくさんの栗を
 兵十に送る
 ゆっくり歩かないと
 栗がこぼれ落ちちゃう

 痛いなあ
 銀色の塊は
 僕の体を突き抜けて
 空へ飛んでいく
 ゛お前だったのか クリをくれたのは゛
 責めないで
 僕がわるいんだからさ・・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 狐の罪と思い
公開日 2013/04/06
ジャンル 童謡
カテゴリ その他
コメント  ごんぎつねを題材にしました。
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