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不死鳥
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作詞 きの。 |
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燃ゆる羽根 嘘だらけの空
絵の具で描いた 碧は何処へ
描いた輪郭が 震えている
何に怯えているの?
四季が巡る事 知っているのに
この額縁の中 永遠に止まったまま
不死鳥 その哀しき唄を歌うなら
想い出と共に焼き払って
あぁ 眠れない夜が来ても忘れないで
世界の陰り その先の未来
その柔らかな肌 溶ける夕焼け
あの日に帰ろう そんな夢
笑う少年達は この瓦礫の街でさえ
明日を見出して
この空を泳いで貴女の隣へ
ここからだと あとどれくらいで
辿り着けるかな?
不死鳥 今も終わる事のない争い
同じ血の通う同士 叫び合うから
どうかお願い その命と引き換えに
この子達を守り給え 守り給え
不死の命でさえ 哀しみと共に生きるなら
その滴る涙で その炎を掻き消して
あぁ 不死鳥 その終わりなき命と引き換えに
この大空に 幸福の兆しを
誰もが夜明けを望んだ
瓦礫の街
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