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僕色ジクソーパズル
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作詞 TOTO |
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「重たい現実から逃げ出したい
そんな気持ちが 心に生まれてから
僕は握りしめている リセットボタンを…」
ここはどこ? 僕は誰?
頭の中は真っ白な画用紙
太陽の優しい光を受け
八月のプリズムが色を配る
ぽっかり空いた心と 涙でぼやけた瞳が 光を拒む
右手で記憶をなくしても 左手では無意識に握りしめていた
失いたくない 記憶の欠片を
捨てられなかった理想は 子供の頃に描いた絵画
捨ててしまいたい現実は 完成することのないジクソーパズル
幸せなことばかりを 画用紙に描いていた頃とは もう…
もう違うけれど 一つだけ確かなことは 逃げ道に幸せのピースはないってこと
過去の自分? 未来の自分?
心の中は欠けた月みたい
弱さを黒く塗りつぶしても
残った三日月も すぐに嫌いになってしまうのだろう?
額縁に閉じ込めた夢が 寂しく僕をみつめる
左手に閉じ込めた おじいちゃんの言霊が僕の心を撫でる
思い出したよ 記憶の欠片を
夢に色が塗れるのは 自分に色があるから
一色だけじゃ足りなくなったとき 周りを見渡してみなさい
そこには十人十色の絵の具があるから
頭を撫でて そう教えてくれたよね
今なら分かるよ だから見ていて
沢山の色でできた 僕色のジクソーパズルを 完成させてみせるから
「重たい現実から逃げ出したい
そんな気持ちと 向き合えたとき
僕は握りしめていた スタートボタンを」
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