|
|
|
心のスクリーン
|
作詞 TOTO |
|
この世界は自分の心が投影しているスクリーンで
「始まりの過去と終わりの未来」というタイトルで物語の歩みを進める
ただ一つ気に病むことは今の僕が主人公ってこと
生きていることって
傷つけたり 傷ついたりで
痛みを知ることっで
僕等はお互いを知ることができるんだ
さりげない仕草でも
意味のないことなんてこの世界にはなくて
そのどれもに青空みたいな奥深さがあり
潜ってみればみるほど 曇ったはてなで息が詰まる
それが僕の持ち物となった時に現れた
矛盾に満ちた壁
同じように悩みや迷いをもってる誰かがその壁を心のカラと呼んでいた
壁の内側には何があるのだろうか?
自分で自分が分からない感覚
まるで体と心が区別されているかのようだ
カラを破るのが怖いと
カラに閉じこもっている何者かが叫ぶ
本当の自分が何かを知りたくて
追求すればするほどに
ここにいる自分が虚像にみえる
だけど考えても見てほしい
今を生きているのは
存在理由を求めている僕だけじゃなくて
偽りと括っていた虚像の僕でもあるんだよ
人が居場所にこだわるのは
自分が自分でいられるからなのでしょう
だから嫌いな自分から逃げないでいて
迷うことって 悩むことって
そして
限界を決めることって
裏返せば乗り越えるために用意された
積み上げられた跳び箱なのかな
痛みを分け合ってこれたなら 踏み台はもういらない
踏み出す足は右が君で左が僕
僕らの物語が結び合っているから二人三脚で飛び越えてみせるよ
この世界に意味のないことなんて一つもないけど
宛先のない手紙にいくら自分の気持ちをぶつけても
それは真っ白な画用紙となんらかわらないだろう
だけど
この世界は自分の心が投影しているスクリーンで
「始まりの過去と終わりの未来」というタイトルで物語として歩み続けているのは僕
始まりも終わりも「今」であるように
僕もまた僕でしかないと分かった
矛盾だらけの心に君という確かな光がある
その光を信じて 突き進んでいこう 今を
こんな僕でも主人公
どんな君でも主人公
自分が自分である限り世界の中心
気に病むことなんて何一つないんだよ
|
|
|