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ハートビートビスケット
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作詞 TOTO |
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ポケットにビスケットがはいっていた
もっと食べたくて
ポケットを叩いて増やすの
そんな歌のように
妄想を膨らませて
いつだって特別である物を探していた
無造作に袋に閉じ込めらた
ビスケットみたいに
この青い星のもとで暮らしている人々
他者と比較される現実から
目を背けたくて傍観者になった
抗うことを無意味だと
心の上辺で感じることで今から逃げている
無意味と感じている時点で
心の奥底で無意識に抗っていることに気づかず
自分の体の内側ですれ違う
行きばのない葛藤
味のないビスケットが僕の心を震わせる
大きなため息の中に
幸せが逃げる要素があるというのなら
それはきっと間違いなんだよ
大きく息を吸い込んでも
幸せが訪れるわけじゃないから
ため息は自分の弱さに気づくサイン
だから
強くなるために息を吸い込んで
吐き出せずに溜まっていく
涙の理由に向き合っている後姿を
僕は特別なんだって思うよ
ハートビート
好きな子が隣の席にいる
ハートビート
限りある出会いや別れ
ハートビート…
心臓が胸をうちならすように
時もまた刻まれていく
だからこそ一秒一秒を大切に過ごそう
そして自分が自分であることを受け入れなさい
傍観者である自分じゃ胸を張ることはできないだろ?
だから
強くなるために勇気を吸い込んで
互いに心を確かめ合ってみればいいさ
そしたら特別という言葉の
本当の意味に気づけるんだって僕は思うよ
特別ってさ
自分だけが持っているもの
そして誰だって持っている!
個性というビスケットはいつだってポケットの中
心を奏でるシンバルはいつだって胸の中
道を見失ったときには鼻歌を歌いながらさ
胸に手を当てるの
心が動揺する方角がきっと僕たちのスタート
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