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自分探し
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作詞 go |
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この先も自分は何かと探し求めるのでしょう。その行為をするあなたが、あなた自身なのです。
求めて、探して、見つけては「違う」と叫んで、もっと自由なのが僕だと非難して。
誰かを憧れるのは自由だが、そのマネをするのは犯罪だと、人々は罵る。
それじゃあ僕らは、どう自分を変えればいい。
自分だけの言葉で、自分だけの感性で作ったもの、だれかの真似事なんだって。
そんな世界です。
「本当の自分を見つけよう」とテレビのヒット曲はいうけれど、永遠に繰り返されるであろうその言葉をいうあんたのいったいどこに「本当」があるのだろう。
「自分を信じなさい」とよく啓発者きどりの企業家は言うけれど、自分を信じて、気が乗った瞬間に、芽を摘み取ったのはどこのどいつだ。
我慢して、裏切られ、やっとのこさ手に入れた偉人気取りが褒め称える「忍耐力」は
、本当に無意味なものだと、強くなった時に気付いた。
終わりの果てに「自分」がある。無関心に「僕」がある。探し求めたところできっとそれはカゲロウの様に消えて。
そしてまた「自分」を見失う。
それならば、これを「自分」と名付けよう。
この汚い自分が僕なんです。
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