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言葉を包んであげたい
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作詞 言音町昌歌人 |
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なにも考えずに
言葉を知りたい
なにも感じずに
言葉を知りたい
言葉を受けて返すには
あまりにも心がすり減っていくから
この萎れた心を救えるのは
まだ見えない愛するべき人だと
言葉を組み立てて
愛の意味を託していく
忘れずに胸の奥にしがみついた
過去の記憶に
どんな思考も歯が立たなくて
ただ無意識に言葉を流していきたいと想うんだ
なにも感じずに
言葉を遣いたい
なにも考えずに
言葉を遣いこなしていたい
心をなくすように灯して
大切な人に役に立つような
言葉を選んでいたい
揺れている心
刷れている心
言葉を連れて
抱き締めたい
弱りきった身体を
言葉の温もりと優しい香りで
貴女と私を
包んであげたい
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