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エングラム
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作詞 C.S.VAN Doorman |
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タイヤが雨を削る音で
僕はモノクロの朝を迎える
まだ昨日との距離が
上手く掴めずに
ボヤけた天井を 見上げている
今日から始まる 単調過ぎる世界に
まだ着地できずにいる
※サビ※
君の言葉は
僕の疑い深ささえ
軽く飛び越えて
まるで無重力のようで
※
時計は既に鳴り終えても
嘲笑うように刻んでいく
隣で笑う君の
思い 願い 未来が
真っ白な雲を 滑らかに回し
カナリヤに目覚め
コバルトブルーを浴びて
橙色へと帰った
※
君の言葉は
もうそこにある当然で
やがて一部となり
本当の豊かさを知る
※
不器用に切り取られ
空白の多い日々に
何かを見出そうとして
※
君の言葉は
僕の疑い深さまで
軽く飛び越えて
淡いエングラムを残していく
※
皮肉な時計を モノクロに返して
久しぶりの重力に 逆らえずに
遠く 遠くへ
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