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幽体的存在論
作詞 万呂
歩き始めていたのは僕の脚で
前を見ているのは僕の目で

響いていた雑音に耳澄ませ
あの日の図鑑を燃やした

君が為 刃を持ち
僕が為 その手を引き
生い茂る草を刈って
ある筈も無い道を作った

今 僕の場所で
遥か彼方に「僕」を残し
まだ 憧れという
荷物を抱えて唯歩く
いつの日か来ると信じている
その 終わりへと

あの日描いた絵は捨てられず
泥だらけの靴を探す

君が為 道を照らし
君が為 道を退こう
落書きの花へと手を伸ばす
その手へ風はまだ吹いている

さあ 振り返って
見えたのは誰が焼け野原か
そんな 答えなんて
最初から僕は知っていた
いつまでも僕は透明だと
信じたかったのか

誰もが皆声を殺し
泣いて そして 自分を殺した
地を掴めない 風を信じられない
僕はあの少年の幽霊だから

今 僕は死んで
あの憧れだけが踊っている
もう あの道での
忘れ物は取り戻せない
なら僕は君の道に茂る
雑草を刈ろう
君が進めるように

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 幽体的存在論
公開日 2013/05/10
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 大人は皆、その少年の幽霊だ。大人になるということは、子供の自分を殺すということだから。
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