|
|
|
僕の心のまにまに
|
作詞 万呂 |
|
空に放り投げたエレキテル
危うい脚がふらりと傾き
宵闇 峠に鴉が訪ねて
僕の額をこつんと突付いてった
街の燈りはぼやりと映えて
空の燈りはぼやりと消える
さあ!笑ってるコも泣いてるコも
此處へ連れて來て歌おうぜ
明日 素敵な夢見たら
何處かに戸が現れるはずさ
蛇ノ目が咲いた午後陸時
危うい脚は彼處へ向かって
宵闇 窓に猫が停まって
僕の隣を無音で歩いてった
嗚呼 嘘ばっかが巧くなって
眞實の苦さも増すばかり
嗚呼 偶には甘いの食べたいな
だけど其處に居られちゃ進めないよ
さあ!右手で修羅 左手で菩薩
そんな感じに踊っちゃおうぜ
昨日 可笑しな夢見たよ
何處からか鬼さんが遣って來た夢
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼
なんてぐちゃぐちゃな愛を語ってるんだろう
なんて馬鹿っぽい面で泣いてたんだろう
幾萬の水滴が流してくれたから
僕は前を向けるのかもね
さあ!笑ってるコも泣いてるコも
此處へ連れて來て歌おうぜ
明日 素敵な夢見たら
何處かに戸が現れるはずさ
さあ!右手で修羅 左手で菩薩
そんな感じに踊っちゃおうぜ
明後日 鬼さんは歸ってって
僕の心のまにまに
皆は歌ってたんだ
|
|
|