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歩幅
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作詞 らぼぉ |
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気が付かないうちに伸びた君の長い髪が
少し冷たくなった秋風になびいて時間の流れを感じた
お互いが言葉にならない言葉を飲み込むように
遠くを見つめたまま何も言い出せない
君がいなくなるそんな日が
いつか来ることが分かっていても
自分に何ができるのか
何をしてあげられるのか
考えてみたけど答えは出ないまま
空を見上げて瞳を閉じる君
その表情に不安や後悔はなく
深呼吸をしてまぶたを開けたその瞳に
見えたのは君の思い描いた未来
知っているはずのいつもの君なのに
知らないうちに少しずつ変わっていた
その心に寄り添っていたはずなのに
歩く歩幅が違っていた
君を知らないでいたんだ
笑った顔も泣いた顔も
怒った顔も眠った顔も
君がいなくった日から
思い出に変わっていく
何をしていたら変わっていたのかなんて
今更の言い訳でしかないから
今君の為に流した涙に
悲しみのこもったこの痛みを
この心が空に消えてなくなる日まで
忘れずに思い出とともに
生きて行く
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