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AI
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作詞 s.sho |
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逃げ惑う幼い足 灯火作る廃れた街
願いし祈るはこの手の中で
続く者たちは空を仰ぐ
光を奪われた瞳は何を僕に伝えているだろう
傷を癒すように小さく降り出した慰めの雨
指折り数えては
星空のように澄んだ場所から
悲しみがあふれ出した
地に膝まづき嘆く君に
今どんな言葉をかける
苦しい定めなら捨ててしまえばいい
手を取り強く支えてあげるから
ちゃんと信じて欲しいんだよ
たしかに寄り添うことしかできないけど
僕の前ではありのままでいて
すべて受け止めるから
熱を忘れた頬は誰の熱で目を覚ますだろう
隘路を縫うように静かに伸ばすは大きくなった手
ひたすら口ずさむは
一緒に覚えた唄たちで
思い出になるのが怖いんだ
またねと告げて堪える姿に
今どんな温もりで抱き寄せる
泣いて震えてるなら言って欲しい 当然
物語の終わりまで守ってあげるから
今ここに小指同士を繋いでおくよ
すぐにでも断ち切れるほど儚いけど
僕にできるのはそれだけなんだ
決して居なくならないで
夜気を感じながら火を焚いた
憂苦と嬉々に挟まれながら
僕らはゆっくり暖をとったんだ
その明かりがまた誰かの灯火になり
その温もりがまた誰かの生きていく指針になっていく
眠りに落ちた幼子に
朝凪のような淀んだ街並みが
弔いの唄を歌う
次は生きようと手合わす君に
今何を思い伝える
泣いて震えてるなら言わなくていい 僕が
この子の来世を守ってみせるから
小指で結んだ約束たちと
一緒に君のそばにいることしかできないけど
僕の前ではありのままでいて
すべて抱き締めるから
苦しい定めなら捨ててしまえばいい
ただ見つめ合い息してると確かめながら
口づけを交わして誓い合うんだよ
目を瞑り横たわる君を見送るけど
僕の中ではずっと生きていて
いつか3人で笑い合うんだ
はしゃいでる幼い影 灯火作る道の傍らに
願いし祈るはこの手の中で
続く者は空を仰ぐ 空にそっとつぶやく
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