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ミセリコルディアの剣
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作詞 ミサ |
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千切れた空は絶望を象り
わたしから光を奪い去る
この身に受けた雨の槍
あなたへの詩さえ凍てつかせた
想い遂げられぬわたしを
憐れと思うのなら どうか
その鋭い慈悲の眼差しで
悲しむ間もなく 貫いて
あなたの尊い姿だけ
目に焼きつけて 眠らせて
希望など掴めぬと嘲笑う
形なき声だけが響く夜
冷たい運命の中で
色づいた花は朽ち果ててゆく
光のひとに恋焦がれ
夢を見たのが過ちなら
その優しい慈悲の微笑みで
死にゆくわたしを 飾って
あなたに出会えた幸いを
唇に残し 逝かせて
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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