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"詩""集"
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作詞 ドクダミ |
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彷徨い続けた 名前の途中
君の名字が 僕を止める
必ずそこに 在るものが無く
心の底に 沈んでいた
震えたのはなんだ?
ツンドラよりも烈しく
オアシスよりも遠くの場所で
言葉が いつも待っていたんだ
身体の中を 飛び交い続けて
口から出るのを 必死に拒むけど
"死"んでもまだ "終"わりじゃない
呆れるくらいに 帰り道があるのさ
囲われ続けた 自我の弱さに
そろそろ僕が 溜息落とす
焼きつくのはなんだ?
アスファルトより溜め込み
サバンナよりも果てしないモノ
言葉は 器用になれないから
頭の中で 変換したのは
口から出すのが 怖くなったから
臆病なまま 終わりはしない
変われるくらいに 帰る意味もあるから
言葉の還る 掌の中で
君と繋がらない 切なさの向こうで
立ち尽くせば 次に振り返る時は
笑顔
本当は 何も要らなかったんだね
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