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銀への憧れ
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作詞 ドクダミ |
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都合よく半球に収められた
天上は訝しげな素顔
繋ぎとめていたのは感情ではなく
誰のものでもない指先
潔く半球に敷き詰められ
天井に堕とされた光
見上げるのが好きだよ 手の届かない
不可視なる糸が紡ぎだすの
ときめくような台詞は用意してない
それでも言い訳できるほど綺麗な
彩れ空を
果てしなく俯いた君よ
輝きを灯せば、痛いよ
目に沁みるくらいに突き刺さる
羽ばたけ空に
どこまでも続く、道はない
あの星を目指して、今すぐ
僕はしばらくこの丘で待つよ
だから、小さな半球には
君が、映ることはないから
僕は、例え曇り空でも
ずっと、新しい輝きを
改めて君に伝える気持ちは落ち着かない
それでも精一杯に両手を広げて
快くあの空に浮かび上がり
天上は暗がりを焦がして
見上げるのが好きだよ 手の届かない
必然の意図が織り成すから
彩れ空を
流星に憧れた君よ
その衣纏えば、近いよ
涙浮かぶくらい思い描く
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