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First Faith
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作詞 ドクダミ |
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融けそうなくらい甘い香に
少年の眼球が攫われた
白い空に降る粉雪は
少年の眼球を取り戻す
どこまでゆくの?
「次まで」
酔いそうなくらい淡い夢
既視感が襲うナイトメア
窓の外 まだ真っ白で
囚われの朝を求めてる
どこまでゆくの?
「月まで」
その夜少年が出逢った光―キセキ―に
青白い焔 灯して
堕ちてゆく日々を諦めて
幼さ 儚さ 切なさ を
輝く眼球に残しましょう
私は無罪
私は無垢
私は純粋
私は秩序
どこまでゆくの?
あの夜少年が眼球にした混沌―キセキ―は
薄明かり僅か 灯して
死んでゆく身体 諦めて
幼さ 儚さ 切なさを
崩壊 再生 静寂と共に
消えそうな器に残しましょう
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