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背後の黒雲
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作詞 ドクダミ |
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不貞腐れた自己防衛機能 素通り許した罵詈雑言
散々無傷を主張し続け 涸れた涙の理由も知らずに
哀れみ含んだ空に 10数えて影送り
そんな足踏みの最中に
時は満ちてゆく
巻き戻しは許されない
思い出の感動増幅装置 振り返って笑顔を散弾銃
ふと純粋な心に戻ると 膝を抱えて黙秘権行使
悲しみ溶け出す空に 溢れて滴る雨
仰向けで浴びた視線は
終わりを知らない
壊れたビデオテープで
旅人一人で生きる過酷さを
斬新に描写した孤独は
奥深くに突き刺さる
明るさを知らない夜明け達の
瞬かない星が嘲っても
双眸は滲むことなく
青さを忘れた空に 届きそうなくらいに伸ばす
両手に抱えたかった
ずっと忘れない
あの頃のワンシーンを……
旅人一人は普遍の事実
旅人一人で生きる過酷さを
満遍なく痛感した所為で
切なくなる胸
ああ、
明るみを探す夜明け前の
流れ星降り注いだ未来に
瞬きする暇を失って
自我を取り戻した論理的思考 周囲に怯える索敵能力
散々強がりを見せ付けてた 後ろから客観的な意見
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