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月唄
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作詞 ドクダミ |
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夜は徐々に寒くなる 窓辺の空は星の舟
薄ら明かりの眩しさが やけに目を痛めつける
午前0時は閑静で 時の流れから抜け出せる
頭は脱け殻、虚しさも どこか遠くへ果てしなく
僕は此処にいるよ パノラマの一部から叫んでる
君は何処にいるの 三日月に寝そべるは誰?
「いつか」と濁した未来だけ 窓辺の空に浮かべても
暗い雲の中埋もれて まともに見ていられない
僕が此処にいれば パノラマも無限に広がって
君もやがて見える? そんな日を信じ続けても
僕の存在さえ 月は認めてくれない
君の存在さえ 誰も知るよしは無い
今は別々だね パノラマも半径10メートル
せめて後少しだけ 君に届くかもしれない
僕は此処にいるよ パノラマの一部から叫んでる
君はそこにいるね? 三日月に届いた言葉
夜は徐々に明けてゆく 窓辺の空に架かる橋
強い光の差し込んだ―
―瞼の奥で笑うは出来る?
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