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恋人絶対領域
作詞 ドクダミ
慌しく輝く歩道も 
ひたすら刻まれる足音も
無意味だね、こんなにも、白くなってしまうのか

代わる代わる色に照らされて 
厚着の内側が痛くなる
鳴らない携帯を何度も確認することにも飽きて

また、今年も憎たらしい
解けない白い粉が降り注ぐ


無理やり売りつけられたケーキ
無駄に年に合わせた蝋燭
悲しいね、こんなにも、独りが怖いなんて――

偽りの雪が舞う都会に
鐘を鳴らすのは他人の温もり


恋人たちがね、僕だけを拒む
取り残された喜劇を
恋人たちはね、密かに嘲る
何にも善がれない僕を


変わらないのは 2人1組だけじゃなく
余り者の僕も然り、と呟けそうな勢い


恋人たちのね、宴が始まる
白い聖夜なんて来ないのに
鳴り響く鐘を、両手で暖め
見せつける様に笑うの

恋人、恋人、深層心理から
呼びかける背中、振り向く。
泣かないよ、僕は、独りで生きてく

年賀状、出し忘れた。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 恋人絶対領域
公開日 2007/12/25
ジャンル ロック
カテゴリ 失恋
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