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悲意、悲図、悲無
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作詞 ドクダミ |
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衰弱の街が 彼を孤独へ
ひっくり返ったバケツと プリズム経由の太陽
哀愁の街は 彼を残した
当たった棒は失敗 ブラインド越しの眼差し
ひたすらに求めつづけた
言葉でしかない「愛」「平和」
やって来たのは「哀」「閉我」
晴れ渡る空を睨んで 記憶消し去ろうと彼は
ただ目を塞ぐ 夢から覚めようと怯えてる
水残る大地踏みしめ 独り、立ち去ろうと彼は
盲目のまま 現実逃避と洒落込んだ
彼の行く先が黒く
ひたすらに探しつづけた
叶う事の無い「愛」「平和」
必然とした「哀」「閉我」
閉ざされた夜に転んで また立ち上がろうと彼は
ただ血を流す 理性を蝕む闇の中で
湿りきった大地果てなく 独り、終らせようと彼は
朦朧のまま 夢への出口に錠落とし
彼の終焉が甘く
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