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春のち雨
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作詞 ドクダミ |
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埋められない空白の寒さに
隙間風 零れ落ちたよう
寂しいから隣が欲しいんです
強がる煙草に気付いてください
始まりが昨日に思えます
時の流れ 速過ぎたみたい
畳む羽を枯らすだけの日々は
"勿体無い"でもおかしくありません
桜が舞う頃に 消えていった君 跡を濁さずに飛び立った鳥のように
空に憧れるだけ 追いかけられない 姿形を空に嫌われたから
雨降らすのは僕の役目
涙はもう足りていますか?
寂しいのは独りだからなんです
それでも同情が怖いです
桜散った後の緑が眩しくて 景色に取り残された絵の具みたいに
他の色に混ざれない迷子を見つけたら 優しく声をかけてくれませんか?
あきらめる事は簡単じゃないけど
君を想うとそれが賢明に見えました
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