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LIFE?
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作詞 superflash |
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朝起きたら10時だった。
とりあえずテレビをつける。
幼馴染が笑いながらしゃべってる。
そうだった。あいつ芸能人だった。
あいつ言ってたな。
「俺俳優になる!」って。
あの時は笑い飛ばしたけど
本気で目指してたんだ。あいつ。
いつからか夢なんて持たなくなって。
将来なんて見えなくなった。
あいつはあいつで頑張って、
おれもおれで頑張ってる、
つもりだった。あの頃は。
でもうっすら「違う」って
気付き始めてて、
その事実を見たくなかった。
だからおれは逃げたんだ。
でも逃げた先は真っ暗で。
逃げれないことに気付いた。
仕方なく周りに合わせて動いて。
仕方なく周りに合わせて笑ってた。
その毎日が苦しくなって。
笑えなくもなっていた。
結果一人になって、
寂しかった。怖かった。
誰も相手にしてくれない。
「孤独」が似合う人になって。
家にこもるようになっていた。
ただそれだけで、
開放された気になった。
ある日お前が家に来て、
俺の話を聞いてくれた。
俺は涙が溢れて、
本当に笑えるようになった。
一人で生きてるって思ってた。
味方は誰もいないって思ってた。
でもお前が教えてくれた。
「一人じゃないよ」って。
それがたまらなく嬉しかった。
ありがとう。ありがとう。
あぁもう昼になる。
今日もお前に会いに行こう。
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