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恋を、綴りましょう
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作詞 ぽん |
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肌寒い夕暮れに
彷徨い 君探す
星のない空の下で
君がいないことなど知っていて
その名前を呼ぶ
泣きながら君を
会いたいと叫べたら
こんなにも胸は痛くないでしょう
いなくなった君の背中を
追いかけつづける私の瞳に
涙が乗っかって
回数の多いまばたきは
泣かないため
星のない空を仰ぐのは
それがこぼれないため
泣かないため
それでも泣きだす心と
溢れる君への想いは
私にさえ止められない
こんな想い こんな気持ち
一体誰にわかるのでしょう
この切なさも悲しみも虚しさも
誰にも、わかるよなんて
言われたくはない
この世界には数えきれないほどの
恋の物語があって
愛に満ちた何倍も何倍も
たくさんの叶わぬ恋があって
それはすべてちがう形で
正しいものなんてなくて
君に恋する私は一人しかいなくて
君が想う誰かはたくさんいて
君に愛される私は
どこにもいない
それでもいい それでもいいと思えるのは
ほんとうに君が好きだから
ほんとうに君が好きだから
だれに好きだと言われたって
だれも好きになれないのは
心の片隅に君がいるから
どんなかたちでもいいと言えるのは
心から好きになった人だから
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