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かんじょう
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作詞 White Garden |
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それは真夜中の昂進剤
静かな筈の空間で
耳朶から脳髄に流れ込む
脳を焼く快楽
もっと 望むままに手を伸ばす
次の瞬間冷えていて
だけど欲しいからやめられない
回線に雷を通す
求むまま 望むまま
手に入ればいいのに
そんな事すら不自由な
劣等者は太陽を視る
焼いてくれ この脳を
捩れた回路を 滅茶苦茶にして
ヘッドホンから流れ出す
偽者を焼く 正当の炎
流れ出せこの脳に
潰れて腐ったこの脳に
電流を 電流を
この身体を動かして
いらないよ こんな脳(もの)
捩れて違ったこんなもの
感情を 感情を
それだけに溢れて生きていたいの
それだけ食べて生きていたいの
鈍磨した灰色の
脳みそは傷を爛れさせ
痛みすら 痺れすら
感じなくさせる
ずれていく 悪化する
もう戻りはしないもの
見ているのも辛いもの
見られなくなったもの
ありのまま 我がままに
自分という当たり前
そんな事すら不自由な
不能者は自己を視る
焼き尽くして この脳を
違えた気を 真っ白にして
ヘッドホンから流れ出す
腐りを焼く 暖かい炎
流れ出せこの脳に
間違えだらけのこの僕に
雷を 雷を
痙攣するように 必定に
消えてしまえ こんなもの
いらないこんなの もういらない
感情を 感情を
それだけに満たされて生きていたいの
それだけ感じて生きていたいの
くだらない 今までの
滑稽な 今までの
僕の全てを差し出します
この生物に天罰を
この生き物に雷を
溢れだせこの中に
全て終わったこの僕に
まだ終わらないこの心を
証左する 正者の炎
いりはしない こんなもの
必要なのはそれだけだ
感情を 感情を
それだけを食み 生きていたいの
それだけ胸に 生きていたいの
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