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貴方を見つめて
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作詞 Kっと |
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木枯らしが吹く日に 本屋に向かう貴方を見た
涼しくなったから 白いパーカーを着込んで
貴方は気づかないまま 好きな小説を手にして
きっと素敵なストーリーに 身を寄せているのでしょう
ねえ、言いたいの
でも声もかけられずに
時間が過ぎてく
ねえ、好きなんだ
心でつぶやくたび
紅葉が落ちる
ああ 胸に詰まったこの思いを
届けるのが怖くて
見つめることしか出来なくて
辛いよ こぼれる涙
校庭の真ん中で サッカーをしている貴方を見た
テストが近いけど 目線は貴方を追っていた
風邪引かないでね そっと心で語りかける
その瞬間ふと目が合った けどバカね 目をそらしちゃった
でも、これでいい
楽しそうな貴方を
見つめるだけで
でも、さびしいな
貴方が幸せなら
それでいいのに
ああ 胸につかえたこの言葉を
届けようとしても
のどもとからは出てこなくて
苦しいよ あふれる涙
きっと 貴方は私より
素敵な人に出会うよね
きっと 私は貴方には
絶対似合わない 目線が 落ちる
ああ 胸に詰まったこの思いを
届けるのが怖くて
見つめることしか出来なくて
辛いよ……辛いんだよ
胸に詰まったこの思いを
届けるのが怖くて
見つめることしか出来なくて
辛いよ こぼれる涙
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