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思ったこと。
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作詞 詩真礼仁 |
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誰かに認められたかった。
外見がすべてじゃない、と。
誰もに認められて、誰もに好かれて。
そんな、完璧が欲しかった。
かっこつけてロックを聴いてみたり。
強がって男言葉を使ってみたり。
全部意味ないんだよ。
だってあたしは弱いんだから。
やらなきゃいけないことほったらかしにしてカッコつけてたって意味ないじゃん。
要するに、心が弱いだけ。
あたしにどんな長所があるのかなんて知らない。
もしかしたら長所なんてないのかもしれない。
何でもできる人をうらやましく思う。
逆に何もできない自分が、何もしようとしない自分を悔しく思う。
何のためにあたしは生まれてきたんだろう。
誰かのために何かをすることなんてできない。
そんな人間に生きる価値なんてあるのだろうか。
まるで人間の醜い部分だけで構成されているみたいだ。
誰かに見下されるために生まれてきたみたいだ。
でも、それが誰かの救いになるのなら。
あたしを見下すことで誰かが優越感を感じられるなら。
そのために生まれてきたんだと思いたい。
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