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朝霧アフター
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作詞 柿の樹 |
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昼に移りゆく景色から
朝の面影を少しずつ見出して
思い出して
濃い霧が晴れて朝陽が射す
露が降りて彩る花の
あいさつも
冬色の空から受け継いだ青を
夏色の空へ送る雲の白を
懐かしい風が街を呼び起こして
胎動の瞬間に僕らを誘う
朝霧の後の鳥の淡い
鳴き声を
止まっていた時間が
動き出す青
立ち込める霧を
吹き払う白
懐かしい風に街が呼び起こされ
人の群れが今歩みを始める
朝霧の後の鳥の淡い
鳴き声を かき集めて
朝が回りゆく景色から
霧の映し出す一日の残像を
見出して
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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