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拍手喝采女子高生
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作詞 kei mito |
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ボケッとしていた昼休み 突然担任に呼び出され
大きな欠伸を一発かまして 職員室へお出かけだ
あたいはローカの真ん中を 肩をいからせ歩き出す
後ろにゾロゾロついてくる 可愛いあたいのマブダチ
女だてらに外またで ひ弱い男子は道を開け
さながら大名行列で いつしか男子が露払い
別に何にもしてないけれど 目と目が合えばこそこそと
ほかのクラスの女子達は 教室の中へユータウン
何の用事か知らないけれど 職員室の入り口を
足のつま先ちょちょいで開けて 担任の前へ参上だ
ほかの先生はドン引きで あたいを遠目で見つめてる
入れなかったマブダチたちが 外で騒いで気勢あげ
おまえ学校に何しに来てる 苦虫担任説教する
クラブをやりに来てますと 間髪入れずに切り返す
ギリギリ欠点取ったことない クラブの試合はほぼ優勝
どっちが学校の名をあげる あたいの言うこと間違い?
髪も染めてはいないし スカート丈はいいじゃない
少々カッターのボタンを外し 歪んだリボンはご愛嬌
喧嘩は仲裁専門で 段持ち身分じゃ手は出せない
もっとも男子と試合っても 負けたことなどないけどね
担任あきれてもういいと 結局何の用事なのか
職員室を後にして 意気揚々引き上げる
拍手喝采女子高生 こんな生徒が一人くらい
いるほうが世の中ためになる あたいは絶対そう思う
拍手喝采女子高生 勉強もクラブも真剣に
運も不運もあるけれど あたいの納得最高点
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