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追憶
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作詞 逝蝣(ゆゆ) |
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夢の中で出会った
腐りきった私に笑い掛けた貴方
”嫌ならそう云えばいい”
だけど貴方は優しく手を差し伸べた
私は幸福と云う時間に身を浸し
此の儘貴方と共に居たいと願った
ある時
私は目覚め、光溢れる窓辺に横たわっていて
”此れでいいのよ”
他力を望む私に 枯れた私に真の夢が見れる筈が無い
傷ついた記憶も、喪った記憶も、全ては私のものだから
でも真に一度願うのは
あと一度でいいから、また
”私の髪を撫でて笑って欲しい、其れだけ”
例え其れが形の無い偽りだとしても
私は何時までも騙され続けているわ
噫、貴方は、眩し過ぎた。
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